圧着ハガキファクトリーの今津です。
さて、以前にもご紹介させていただきましたが、本日は「可変印字に使用できるフォント」について。
近頃お問い合わせが増えているバリアブル施策において
最も躓きがちな「フォント」について再度ご案内いたします。
ご存知のように、日本語というものは非常に厄介な言語でして・・・
「漢字」「かな」「カナ」という異なる文字体を使い分けたり、組み合わせたりすることで
表記を構成するという複雑な構造を持ちます。
フォント(書体)の作成、という観点でみると
英語圏であれば、A~Zまでの26文字を作りさえすればその組み合わせでほぼすべての表記に対応できますが
日本語の場合、果てしないパターンを作成しなければなりません・・・
さらに、使用される頻度の少ない文字や歴史の中で形を変えてきた文字なども含めると
全ての表記に対応して作成することは現実的ではないため、多くのフォントは収録の範囲を定めて作成されています。
ただし、この範囲はフォントや用途によって差異があり
表示させるデバイスや条件によって表示に不具合が発生する場合があります。
圧着ハガキファクトリーでは、そうした文字化けや誤変換などの意図しない印字トラブルを防ぐため
宛名印字・可変印字に使用するフォントについて、
・カバー範囲が広く
・汎用性の高い
ものに絞ってご案内させていただいております。