ハガキサイズのコーナーカットについて

お世話になっております。
圧着ハガキファクトリーの今津です。

日中の暑さも徐々に増しており、夏がすぐそこまで来ているのを感じます。
暑い中、マスクを着けずに過ごせるようになると良いのですが・・・まだ少し時間はかかりそうです。

さて、本日はハガキサイズ仕上のDMにおけるコーナーカットの注意点についておさらいします。

ハガキサイズ仕上DMの魅力は何といっても@63円(第二種郵便物)という他形状と比較したときの郵送コストの低さですが、
コーナーカットを入れる位置を間違えたがために@84円~(第一種郵便物)の取扱となる場合があるのです。
見込んでいたコストが突然、単価で21円もアップする・・・考えただけでゾッとする事態です。

そうしたトラブルを未然に防ぐため、ここでおさらいしておきましょう。

coner
コーナーカット加工とは?

「コーナーカット加工」はDMの角を一部切り落とすことで
開封を容易にする加工です。

弊社標準の「ずらし折加工」でも開封は容易ですが、デザインや絵柄によってはコーナーカットの方が映える場合も。

未開封の状態で圧着面の一部がのぞくかたちとなるため、開封を誘導する仕掛けを盛り込むことができます。

右の写真のように外面と圧着面との色味を切り替えることにより開封ポイントを目立たせることもできます。

さてそんなコーナーカットですが、
ことハガキサイズ仕上(第二種郵便物)に限っては
「どこにでも入れてよい」ものではありません。

「ハガキ本体」に注意

第二種郵便物(はがき・往復はがき)として圧着ハガキを差し出す場合、
圧着ハガキは郵便規定上「ハガキ本体+添付物」という扱いを受けます。

このとき、「ハガキ本体」の視認可能な位置「郵便はがき」もしくは「POSTCARD」と表記することによって
第二種郵便物としての差出、つまり@63円での差出が認められます。

ハガキ本体は、ハガキを構成する面のうち最も大きい面積を持つ面 と定義されています。
「郵便はがき」もしくは「POSTCARD」の表記は必ず、面積の一番大きい「ハガキ本体」に記載ください。


V型ハガキの宛名面へのコーナーカットは不可!

ハガキを構成する面のうち最も大きい面積を持つ面 という定義に照らすと、
カットが入った宛名面は、もう一面に比べてカットした分の面積が小さくなっているため、
「ハガキ本体」ではなくなってしまいます。

コーナーカット加工を行う際は必ず「宛名面ではない面」をご指定ください。
※当店のテンプレートにはカット位置を示す赤いマークが予め挿入されておりますので、参考になさってください。


Z型のコーナーカット

開封面が表裏にわたるZ型はがき。
一見、表裏それぞれにコーナーカット加工を施せるようにも思えますが・・・

こちらも「ハガキ本体+添付物」という定義に照らした場合、
表裏2箇所にカットをいれることにより、表裏の面はカットした分小さくなるため
仕上がり時に中に隠れてしまう面が最も大きい面積を持つ「ハガキ本体」となってしまいます。
これでは「視認可能な位置への表記」という要件を満たしません。

クリエイティブの制約上、どうしてもカットを入れる必要がある場合には、
「ずらし折+カット」をご指定下さい(Z型テンプレート内に同梱されています)。

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