圧着ハガキファクトリーの今津です。
先日、日本郵便さまが主催する「全日本DM大賞」の受賞作品が発表されました。
この賞は、過去一年間に企業から実際に発送された紙のダイレクトメール(DM)のなかから、
・データドリブン(高度なデータ分析に基づいた施策の事例としての評価)
・クリエイティブ(デザインや仕掛けなどの創造性の評価)
・実施効果(実際の施策効果)
などの様々な観点において優れたDMに与えられる賞で、
今回は応募総数712点のなかから29作品が受賞されたようです。
受賞作品を見ていたところ、コロナ禍での紙DMは
機能的な側面よりも「思い」を伝えたり、「気持ち」を届けたりといった
情緒的な側面が押し出されている向きが強い印象を受けました。
「会えない」という状況で、ユーザが何を求めているかをうまく反映した受賞作品が評価されたようです。
また郵送料と掲載面積の兼ね合いはもちろん、
秘匿性を高めることによる親密さの演出として
「圧着タイプのDM」が採用されていることも気になったポイントです。
コミュニケーションツールとしての紙DMが響く状況であることを再認識した次第です。
企業側の「今伝えたいもの」「今売りたいもの」はもちろん、
DMを受け取るユーザの「今求めているもの」という視点を取り入れることは、
特にこの状況下で施策を打つ際に大切なポイントなのかもしれない、とおもいました。
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